スマートスピーカーはいらない?使いはじめて分かる手放せない理由

スマートスピーカー

「ヘイ!Siri 電気を点けて」

「OK google ○○の言葉の意味を教えて!」

「アレクサ エアコンの温度を2度下げて!」

声だけで身の回りの家電が操作ができて、ひと昔前では、映画やテレビの創造上のライフスタイルが、スマート家電の出現で、誰もが手軽に手の届く範囲まで実現できるようになりました。

UnsplashThomas Kolnowskiが撮影した写真

スマート家電の中でも今回ご紹介するスマートスピーカーは、今ではCMやyoutubeなどの影響により広く認知されるようになった商品ではないでしょうか。

知ってはいるけれど、人から聞いたりする話だけではいまいちその利便性や生活の変化が想像しにくいですよね。

そして、どんな使い方ができるのか良く分からない、設定が難しそうでいまいち使いこなせないのではないかといったイメージを持たれる方もいらっしゃると思います。

実際に私自身も、スマート家電に興味を持つ以前はそのように思っていました。

しかし、実際使ってみて設定も簡単で、今では私の日常生活に浸透し無くてはならない存在になっています。

大げさでは無く全ての方に使ってもらって、その快適さを実感して欲しいとさえ思っています。

世間で時短家電「3種の神器」と言われている「ドラム式乾燥機付き洗濯機」「ロボット掃除機」「食洗器」

今回ご紹介するスマートスピーカーをはじめとしたスマートホーム機器は個人的に上記家電に勝るとも劣らないQOLを提供してくれる商品だと感じております。

さらに安価な物が多く揃えやすいのもその魅力の1つ。

それではさっそく、スマートスピーカーの利便性や拡張性、おすすめの活用法など、デメリットなんかも合わせて、ご説明していきたいと思います。

スマートスピーカーが出来ること

UnsplashBen Koldeが撮影した写真

ではさっそく、実際にスマートスピーカーが出来る事を幾つかご紹介していきます。

音声出力機能

まずはまっさきに想像が出来るであろうスピーカー機能です。

音楽を聴く(さまざまな音楽アプリと連携)

・PC、モバイル機器と繋げてスピーカーの代わり。

以下AI機能を活用(声で命令を出す)

タイマー機能(料理や家トレーニングで活躍)

ニュースや天気情報などワンポイント情報を教えてくれる

辞書替わりになる

指令機能(スマート家電機能)

・スマートリモコンと連携し家電を声によって操作する事ができる。

   テレビ(音量調節、チャンネル切り替え、電源オンオフ、アプリ指定して起動)
   エアコン(電源オンオフ、風量調整、温度設定)
   照明器具(電源オンオフ、調光調整、常夜灯指定、タイマー)

・家の鍵の音声での施錠と解錠(セキュリティ上、暗唱番号あり)

・各種スマート家電と連動し指示系統の役割をする。

スマートフォンのAIアシスタントとの違い

スマートスピーカーで出来る事をかいてきましたが、そのほとんどの機能がスマートフォンでも可能ではあります。

大きな違いは完全ハンズフリーな事とスピーカー機能

機種にもよるのですが、スマートフォンの場合は、スリープ状態になってしまうとアシスタント機能が停止してしまうというデメリットがあります。

アシスタント機能の最大のメリットは直観的に命令を出して、家電が直ぐに起動してくれるっといったところなのに、毎回では無いにせよスリープを解除するというワンアクションが必要になってしまうと、その利便性が生かしきれません。

些細であっても間違いなくストレスに感じてしまいます。

とっさの時に使えないと、生活の一部とは言えませんよね?

では、スマートフォンで常にアクティブな状態をキープして使おうとした場合、電池の消耗が多くなり、現実的に家で使用するのは無理があるのではないかというのが私の見解です。

また、当たり前ですが、スマートフォンではスピーカー機能は期待できないので音楽を聴く事もやはりスピーカーあってこそです。

休日の午前中や毎朝の好きな音楽をかけて、そのような環境に包まれる生活が実現できるのもスマートスピーカーのいいところです。

スマートスピーカーのデメリット

Ulrike MaiによるPixabayからの画像

では、「デメリットは無いの?」

そういった声が聞こえてきそうですが、勿論デメリットはあります。

1つ目は、周りが騒音が大きい場合や、テレビの音声でうるさい状況だと声を認識しなかったり、活舌が悪い場合は別命令を発したりします。

全体としてはほんの一部なんですけどね

例えば「アレクサ・・・テレビつけて」 

   「はい、J-POPを再生します」    そして音楽が流れる・・・なんてことも

これは分かりやすい例を出しただけで、実際には上の言葉では音楽は流れません、例えばの話です。

また、声色によってスマートスピーカーの反応しやすい声としにくい声があるようです。

しかし、現在はヒアリングの精度もかなり高くなっているのでどんどん改善していっています。音声データが集まれば集まるほど、精度が高くなっていくのはAIの凄い所ですね。

2つ目は、細かい精度を要する命令は多少ずれが生じるといった事です。

例えば、「テレビの音量5下げて! 2上げて」っといったような命令の精度は若干落ちます。

これはスマートリモコン側のスペックによるのかもしれません。

利便性からするととるに足らないデメリットだと思っています。

利便性を実感したポイント

なかなか利便性を箇条書きで説明してもイメージが付かないかと思いますので、実際私が買って良かったと実感する状況やシチュエーションをご紹介します。

その状況をご想像いただきながら、良し悪しをご判断いただければと思います。

ケース1

例えば、酔っぱらって帰ってきて、テレビを電気をつけっぱなしで力尽きて、寝てしまった経験ありませんか?

そして、1,2時間ほど寝入ってテレビや電気の明るさで目が覚めてしまった時、無性に眠いのにテレビや電気がこうこうと付いてた時、起きて壁のスイッチで消しにいったり、リモコンを探してテレビを消したりとそんな些細な動作でも目が冴えて寝れなくなってしまったり、あまりの眠さに布団に潜り込んで朝までそのまま・・・なんて事も

そんな場合でも声で「電気消して!・・・、テレビ消して!・・・」

いうだけで直ぐに夢の世界へ

「そんな事で・・・」と思うかもしれませんが、

地味にスマートスピーカーのありがたさを実感する時です。

頭に思った時に、すぐに直観で色々な家電が操作出来る事は、想像以上に快適でノンストレスです。

ケース2

目覚まし代わりに、スマートフォンを利用している方も多いのではないでしょうか、強制的に起こされている感覚は若干ストレスに感じていました。

そこで、スマートスピーカーを活用すれば、朝をスムーズに起きられる環境にととのえることが可能になるのです。

1,部屋の電気を起床時間の数分前に自動点灯に設定

2,ストレスの掛からないゆったりとした音楽をタイマー機能を使ってスピーカーで掛ける

3,スマートカーテンを利用して、自動で開ける設定にしておけば、自然光でも起きれる状況にできます。(これはスピーカー以外のスマートカーテンとスマートリモコンが必要です。)

私はこの起床環境を整える事によって、朝はスムーズに起きる事が出来るようになりました。

また私の会社では、仕事の都合上、一日に必ず決まったメールを返す作業が必要なんですが、毎日の事であっても、どうしても、ふっと忘れてしまう事があるんですよね。

これもアレクサのリマインダー機能を使って朝の決まった時間に音声にてリピードで教えてくれる設定にしているので、忘れずに、確実にメールすることができています。

個人的にものすごく助かっている機能です。

まとめ

Jill WellingtonによるPixabayからの画像

いかがでしたでしょうか。

スマートスピーカーがどういった物なのか以前よりご理解いただけたでしょうか

ひとつご注意いただきたいのが、スマートスピーカー単体だけではなく合わせてスマートリモコンをご検討いただく事をおすすめします。

なぜなら、スマートスピーカー単体だと使える機能が限定されてしまうからです。

基本的に声で家電を操作したりする機能は、スマートリモコンと連携して初めて使える機能です。

「なんだ…別の機器を買わないといけないのか」

とネガティブな印象を受けたかもしれませんが、そのスマートリモコンを1台用意すればできる事の幅は各段に増えます。しかも比較的安価で、コンパクトな小型商品が多いので部屋の邪魔になりません。

スマートスピーカーの機能を十分に発揮させるには必要不可欠な商品です。ぜひご検討ください。

これからIoT機器がさらに増えてくるであろう未来を想像すると、スマートスピーカーの需要もさらに上がってくるのではないかと思います。

また、スピーカー自体はそのままであっても、次々生まれる新しい製品と連携していく度に、付加価値はどんどん上り、AI自体の頭脳もアップデートしていっているため、価格以上の価値はあると思います。

今までは出来なかった事がいつの間にか出来るようになっていたり・・・。

例えば、言葉の意味を調べたい時などの辞書代わりの機能は、今までグーグルのスピーカーがwikiからの引用で、返答してくれていたので特化していたのですが、最近アレクサで試してみたところ、以前はできなかったのですが、いつの間にかできるようになっていました。

検討している方にはまず、スマートリモコンを導入してみて、それにご自身のスマートフォンのアシスタントで音声操作して試していただいてから、その後スピーカーを検討してみてもいいのではないでしょうか。

想像以上に快適な生活が送れますよ!

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